吸収する精神

青虫は卵から生まれてすぐに上へと向かいます。上には小さな青虫が食べることのできるやわらかい新芽があるからです。誰に教えられることなく、生きるために上に行く事は初めから知っているのです。どうしようか考えて動くわけでもなく、自分なりの価値感で判断しているわけでもありません。いわゆる本能に従って動くのです。生きるために必要な無意識的行動なのです。

人もまた同じ生物として、うまれもった本能的な活動があります。体の動き、心の動き、成長への欲求として誰しもに現れます。こどもの成長への欲求を満たすには、こどもの成長発達の順序を知る必要があります。そしてこどもの中に芽生える生命の秩序を乱さず尊重することです。その時その時を見逃さずにこどもが欲している環境を提供し無意識的欲求を満たすのです。こどもの欲求と環境の提供が合致した時、こどもは見事に育ちを見せてくれます。私達はそこに感動し、ぞくぞくするような喜びを感じるのです。これが保育の喜びではないでしょうか。そしてそのお子様の育ち、喜びを丁寧に親御さんにお伝えし、親御さんに感じていただく、それが保育の仕事ではないでしょうか。ウィズチャイルドではそこまでを保育士の使命としたいと思います。