プレクラス 音を感じる

プレクラスでは、個別活動の後にお茶の時間を設けています。お茶やバナナが用意してあり、自分でバナナを切ったり、お茶を注ぎます。

もちろん、個別活動を続けているお友達もいますし、バナナを切るだけ、お茶を飲むだけというお友達もいます。

この日は、早く済んでしまったお友達の一人が、レインスティックという雨の音を表現する楽器を手に取ったことがきっかけで、音の鳴るものを集めてみました。

バチで叩く太鼓や、手で叩く太鼓、鳴子などで、いつしか合奏が始まりました。音の違いや大きさなどを楽しんでいると、足で床をドン、ドンと踏み鳴らし始めたお友達。「じゃあ、手を合わせると?」「パーとグーでは音は違う?」「膝を叩いたら?」楽器だけでなく、自分の体を使って音を出してみました。そして、今度は太鼓の音に合わせて歩いてみると、音がだんだんと速くなり、子どもたちも駆け足になり、音が止まると子ども達の体も止まりました。ちょっとした音から始まり、耳で聴いて、音に合わせて体をコントロールすることにまで発展した、楽しい体験のひと時でした。