良い保育所とは?転職のポイント

保育業界は離職率が高い。1~2年目での転職者が多い。なぜか?それは「思っていたのと違った」の限界。つまり理想と現実のギャップが激しいとそうなる。そうならないためにどうすれば良いか?答えはシンプル「どんな保育をしたいか」を具体的にすることだ。そして実現できる保育所を探せばいい。「保育をしたい」「保育士になりたい」ではまず続かない。保育所保育において、実はとても重要なのに意外と認識が薄い3大要素は、①保育所は集団生活の場であるということ、②保育はチームで行うものだということ、③こどもと同じかそれ以上の数の保護者がいるということ。つまり多様な大人達とのコミュニケーションが欠かせない仕事であるということだ。保育はこども相手だけの仕事だと思っている方は、まずその認識をあらためることだ。ついでに言うと、こどもに癒されたいと思っている方は、保育業界には全く向いていないことを知るべきだ。以上の3点をしっかり認識できている人は仕事も長続きする傾向が強いので紹介した。

 

ウィズチャイルドでは、保育という仕事において最も重要な業務のひとつとして「伝える」を挙げている。具体的には、「こどもの成長に感動しその感動を保護者に伝え共有する」ということだ。その時にとても大事なのが、こどものどんな成長にどう感動したかという保育者視点であり、まさにその視点が保育の質となり、その保育所の保育姿勢となる。保護者と共感しながら進められる環境下では、保育という仕事に充実感を得ることが間違いなく叶う。そして、多様な保護者から共感を得るには、強い信念と発信力を持った一枚岩のチーム保育が必要となる。だから具体的な保育方針や目標を謳っている保育所を選ぶことがひとつのポイントとなる。その保育所の方針や目標に自分が共感できるかどうかを大事にして欲しい。できれば体験をお勧めする。

「この保育所ではスタッフに何を一番大事にして欲しいですか?」と聞いてみるのもいいと思う。なぜならそれはとても大切なことだから。そして私ならこう答える。「こどもの成長欲求を正しく援助し満たすことと、チームや保護者と育ちの感動を共有すること。」

そしてもう一つ聞いてみよう。「この保育所がスタッフに対して一番大切にしていることは何ですか?」私ならこう答える。「貢献できている成長できていると思える環境を生み出し続けること。」

そしてあなたにも問う。「あなたはこの保育所でなにをしたいですか?」

転職する際には、まず依存的な考え方から脱却しよう。保育所が自分に何を与えてくれるかではなく、自分がこの保育所や利用者にどう貢献できるか、と考えよう。そうすれば職場選びに失敗したと思うこともなくなるだろう。

 

あなたの目指したい「保育」を聴かせてください。ご一緒に目指して参りましょう! by 株式会社ウィズチャイルド